カスタマイズガイド

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Multi-Vendor — 第 2 部:マーケットプレイスの運用

はじめに

このドキュメントでは、Multi-Vendor マーケットプレイスが実際にどう運用されるか を説明します。誰が何をできるか、どの設定がどこにあるか、お金がお客様からベンダーへどう流れるか、そして操作の前に知っておくべき条件です。対象はマーケットプレイス運営者と運用スタッフです。読み終えると、ベンダーにマーケットプレイスを開放する前に何を設定すべきか、よくある状況(審査、出金、申し立て、返金)をどう処理するかがわかります。インストールについては 第 1 部 — インストール をご覧ください。

(Pro) と書かれた機能を使うには、無料版に加えて Pro 版をインストールする必要があります。

URL と主な画面

役割 URL / 場所
ストア一覧(お客様向け) /shop — 名前、商品数、レビューで検索
ストアページ(お客様向け) /shop/{コード} — カバー画像、ロゴ、名前、商品数、レビュー、登録日、連絡先 + 3 つのタブ 商品 / レビュー / ストア情報
ストアごとのクイック注文 (Pro) /shop/{コード}/quick-order — マーケットプレイスで「クイック注文」をオンにした場合
ベンダー管理画面 /vendor_admin
マーケットプレイスの管理 S-Cart の管理画面、マーケットプレイス メニュー:ベンダーストア ・ ベンダーユーザー ・ クイック設定 ・ 支払い、さらに (Pro) の画面 レポート ・ 手数料レポート ・ 承認待ちリスト ・ 申し立て ・ ショッププラン

4 つの主な流れ

次の 4 つの流れが、マーケットプレイスのお金と信頼を支えています。

1. お客様のカートからベンダーの手元にお金が届くまで

flowchart LR
    A["お客様が複数のストアの商品を<br>1 つのカートに入れる"] --> B["決済:ストアごとに 1 件の注文、<br>代金はマーケットプレイスが受領"]
    B --> C["ストアが、マーケットプレイスが許可した<br>範囲で確認して発送"]
    C --> D["注文が完了<br>(完了日を記録)"]
    D --> E["マーケットプレイスが 1 日分の<br>出金処理を実行"]
    E --> F["ストア × 通貨ごとに台帳 1 行:<br>売上、差し引いた手数料、支払額"]
    F --> G["マーケットプレイスが送金し、<br>行を支払済みにする"]
    G --> H["ストアは出金履歴で確認し、<br>メールを受け取る"]

2. ストアへの支払額の計算方法

flowchart TD
    S["期間内に完了した注文"] --> R{"どの手数料率?"}
    R -->|"ストア個別の料率 (Pro)"| P["ベンダーの取り分 = 売上 × (100 − 料率) %"]
    R -->|"プランの料率 (Pro)"| P
    R -->|"マーケットプレイスの料率"| P
    P --> N["その期間の支払額"]
    F["その期間のプラン料金 (Pro)"] -->|"マイナス行"| N
    C["回収:支払い済みの注文があとで返金/キャンセル (Pro)"] -->|"マイナス行"| N
    N --> K{"本人確認が必須なのに<br>まだ承認されていない? (Pro)"}
    K -->|"いいえ"| D["マーケットプレイスが送金すると<br>行は支払済みになる"]
    K -->|"はい"| H["ストアが確認されるまで<br>行は保留のまま"]

3. ベンダーをマーケットプレイスに迎えるまで

flowchart TD
    A["ベンダーが /vendor_admin/register で登録<br>またはマーケットプレイスがストア + アカウントを作成"] --> B{"ベンダーを自動承認?"}
    B -->|"オン"| C["ストアが営業中になり、ベンダーがログイン"]
    B -->|"オフ"| Q["ストアは休業:承認待ちリストで待機 (Pro)<br>無料版:ベンダーストアでマーケットプレイスがステータスをオン"]
    Q -->|"承認"| C
    Q -->|"理由を付けて却下"| R["ストアは休業のまま、ベンダーにメール"]
    C --> K{"本人確認は必須? (Pro)"}
    K -->|"いいえ"| P["ベンダーが商品を出品"]
    K -->|"はい"| V["ベンダーが書類を提出し、<br>マーケットプレイスが審査"] --> P
    P --> M{"商品を自動承認?"}
    M -->|"オン"| L["商品が公開される"]
    M -->|"オフ"| AQ["商品は承認待ち"] -->|"承認"| L

4. お客様が注文について申し立てを行う (Pro)

sequenceDiagram
    participant C as お客様
    participant S as ストア
    participant M as マーケットプレイス
    C->>M: 注文ページの下から申し立てを行う(完了後 N 日以内)
    M-->>S: メール:回答待ちの申し立てがあります
    alt ストアが承諾
        S->>M: 承諾して返金(全額または一部)
    else ストアが拒否、または期限内に回答なし
        S->>M: 理由を付けて拒否 / 期限切れ
        M->>M: 判断:全額返金、一部返金、または却下
    end
    M->>C: 返金を注文に記録し、メールを送信
    M->>S: ベンダーの取り分は次の出金期間で回収

誰が何をできるか

お客様

  • 1 つのウェブサイトで全ストアの商品を閲覧して購入できます。ストア一覧 は /shop です。各ストアには 専用ページ があります:ブランドのヘッダー、バナー、商品 タブ(ストア内検索、カテゴリの絞り込み、並べ替え)、レビュー タブ(そのストアが販売する全商品のレビュー。Product Rating & Review プラグインが必要)、ストア情報 タブ。
  • カート、お気に入り、比較、注文履歴など、S-Cart のお客様向け機能をすべて使えます。
  • ストアごとの クイック注文(B2B)(Pro、マーケットプレイスでオンにした場合) — 代理店向け卸売 をご覧ください。

ベンダー

  • 専用の管理画面 /vendor_admin にログインします(アカウントはマーケットプレイスの管理者アカウントとは別です)。
  • ダッシュボード:注文数、商品数、顧客数。過去 30 日と月別の注文グラフ。
  • 商品:S-Cart の管理画面と同じように商品を作成・編集できます(単品、グループ、バリエーション)。商品は常に自分のストアに属します。
  • 独自の ストアのカテゴリ、バナー、仕入先。
  • 注文:自分のストアの注文を確認(キーワード、ステータス、日付で絞り込み)。配送ステータス の更新、マーケットプレイスが許可した範囲での 注文の確認、配送業者 + 追跡番号 の入力、納品書の印刷。変更はすべて注文履歴に記録されます。
  • ストア情報:名前、説明、ロゴ、カバー画像、住所、連絡先。
  • 出金履歴:累計売上、受取済み、残額。送金先と取引参照番号付きの期間ごとの明細。日付範囲を指定した Excel の 明細のエクスポート(Pro)。
  • 出金口座(Pro):方法(銀行振込 / PayPal / その他)、銀行、口座名義、口座番号 — 暗号化して保存 され、末尾の数桁だけが表示されます。
  • 新しい注文が入ると メールを受け取ります。承認されたとき、マーケットプレイスが支払ったとき、調整があったときのメールも届きます(Pro)。
  • ベンダー画面の Pro の画面:マイプラン、本人確認、価格グループ、新規注文、レビュー、ストアのプラグイン。

マーケットプレイス運営者

  • ストア(コード、名前、説明、営業/休業のステータス)と ベンダーアカウント(メールアドレス、パスワード、紐付けるストア、ステータス)の作成・編集。
  • ベンダーの自己登録のオン/オフ。新しいストア と 新規/編集された商品 を自動承認するか手動承認するかの選択。
  • マーケットプレイス共通の 手数料率 と ストア個別の料率(Pro)の設定。
  • 期間ごとの 出金処理 と出金台帳の管理(ステータス、支払日、取引参照番号、メモ)。
  • Pro の画面:承認待ちリスト、申し立て、ショッププラン、レポート、手数料レポート、一括支払い。
  • S-Cart の管理画面から、全ストアの商品と注文を完全に管理できます。

マーケットプレイスの設定

管理画面 → マーケットプレイス → クイック設定 を開きます。マーケットプレイス単位の設定は これですべて です。

キー 列は admin_config テーブルの行名です。管理画面の外で値を確認・修正する必要があるとき(データベースのクエリ、アップグレード用スクリプト、サポート窓口とのやり取りなど)に使います。表示ラベルは言語によって変わりますが、キーは変わりません。

設定 キー(admin_config) 意味 初期値 版
手数料率(%) MultiVendor_commission ベンダーに支払う前に、完了した注文の合計からマーケットプレイスが 差し引く 割合 0 Free
ベンダー登録を許可 MultiVendor_allow_register オン:誰でも /vendor_admin/register で自分で登録できます。オフ:アカウントは管理者だけが作成します オフ Free
ベンダーを自動承認 MultiVendor_vendor_auto_approve オフ:新しいストアは、管理者が営業中にするまで 承認待ち(休業)になります オフ Free
商品を自動承認 MultiVendor_product_auto_approve オフ:ベンダーが作成 または編集 した商品は、管理者が承認するまでマーケットプレイスに表示されません オフ Free
新規注文時にベンダーへメール送信 MultiVendor_mail_order_created ストアの注文が入ると、そのストアの有効なアカウント全員に送信します オン Free
クイック注文 MultiVendor_quick_order ストアごとの大量注文ページをオンにします オフ Pro
ベンダーの注文操作 MultiVendor_vendor_order_scope 配送ステータスのみ ・ 確認 + 配送 ・ 確認 + 配送 + 完了(注文は次の出金期間に入ります) 確認 + 配送 Pro(無料版は常に 確認 + 配送)
ベンダーの本人確認(KYC)を必須にする MultiVendor_kyc_required オン:確認が済んでいないストアは 商品を公開できず、出金行は保留になります オフ Pro
申し立て受付期間(注文完了後の日数) MultiVendor_dispute_window_days お客様はこの日数の間だけ申し立てを行えます 14 Pro
ベンダーの回答期限(日数) MultiVendor_dispute_vendor_days 期限を過ぎてもストアが回答しない場合、申し立ては自動的にマーケットプレイスに引き継がれます 3 Pro
審査待ち時に管理者へメール送信 MultiVendor_mail_pending_review 承認待ちのストアや商品があるとマーケットプレイスに通知します オン Pro
承認時にベンダーへメール送信 MultiVendor_mail_vendor_approved ストアが営業中になったときにベンダーに通知します オン Pro
出金完了時にベンダーへメール送信 MultiVendor_mail_payout_done 出金期間が支払済みになったときに通知します オン Pro
出金調整時にベンダーへメール送信 MultiVendor_mail_payout_clawback 回収行が発生したときに通知します オン Pro
申し立てのメール通知 MultiVendor_mail_dispute 申し立ての各段階で関係者に通知します オン Pro
ベンダーによる設定:… MultiVendor_vendor_plugin_<プラグインコード> マーケットプレイスがストアに設定を許可するプラグインごとに 1 行 どのプラグインも開放しない Pro

⚠️ マーケットプレイスのメールは、S-Cart 共通のメール設定を通して送られます。システムの メール送信のON/OFF がオフの場合、上のフラグがオンでも メールは 1 通も送信されません。

ロックされたスイッチには、以前に保存した値ではなく 実際に動いている状態(オフ / 配送ステータスのみ)が表示されます。以前の値は残っており、Pro 版を有効にすると元に戻ります。

無料版では、Pro 専用のスイッチは説明とリンク付きで ロック された状態で表示されます。Pro の画面もメニューに残り、Pro 版を追加でインストールするまでは説明ページが開きます。

ストアごとの設定

すべての設定がマーケットプレイス単位というわけではありません。次の表は ストアごとに個別に 設定するものと、設定する人です。

設定 設定する場所 設定する人
ストアのステータス(営業/休業) マーケットプレイス → ベンダーストア マーケットプレイス運営者
ストア情報(名前、説明、ロゴ、カバー画像、住所、連絡先) ベンダー画面 → ストア情報 ベンダー
個別の手数料(%) マーケットプレイス → ストア → ストア設定 マーケットプレイス運営者(Pro)
ショッププラン マーケットプレイス → ストア → ストア設定(プランは ショッププラン で作成) マーケットプレイス運営者(Pro)
ストアが自分で設定できるプラグイン マーケットプレイスが クイック設定 でチェックし、ベンダーが自分の画面で調整 運営者が開放し、ベンダーが調整(Pro)
出金口座(銀行、口座名義、口座番号) ベンダー画面 → 出金履歴 ベンダー(Pro)
代理店向けの価格グループと割引率 ベンダー画面 → 価格グループ ベンダー(Pro)
ストアのバナー、独自のカテゴリ ベンダー画面 → バナー / カテゴリ ベンダー

ストアを休業にすると、ベンダーはログインできず、ストアページもお客様に表示されません。

お金:手数料、プラン、出金

手数料は順番に決まる

期間を台帳に記録するたびに、システムは次の順に確認します。

  1. ストア個別の料率(Pro) — マーケットプレイス → ストア → ストア設定 で設定します。0〜100 の数値で、空欄なら設定なしです。
  2. ストアが利用している プランの料率(Pro)。プランがある場合のみです。
  3. クイック設定の マーケットプレイス共通の料率。

先に見つかったものが適用されます。これにより、同じマーケットプレイスで、重要な代理店は 5%、新しいベンダーは 15% といった設定ができます。新しい料率は、変更後に処理する期間 から、その期間のすべての注文に適用されます。区別したい場合は、現在の期間の出金処理を先に実行してから変更してください。

ベンダーへの支払いの流れ

  1. 注文が「完了」ステータスである必要があります。 注文が完了になると、システムは完了日を記録します。完了から別のステータスに戻すと、この日付は消えます。
  2. マーケットプレイスが処理を実行します。 マーケットプレイス → 支払い を開き、処理日 を入力して処理ボタンをクリックします。
  3. システムが集計して台帳に記録します。 完了日が処理日以前(かつ前回処理した期間より後)の完了した注文を、すべて ストア別・通貨別 に集計します。グループごとに、そのストアの手数料率を取得し、台帳に 1 行を作成します:注文数、売上合計、ベンダーの取り分(= 100 − 手数料)、支払額 = 売上合計 × ベンダーの取り分。支払額は 通貨の小数桁に合わせて丸められます(VND は小数なし、USD は小数 2 桁)。ベンダーが登録した送金先も記録されます。
  4. マーケットプレイスが送金して記録します。 台帳の情報に従ってシステム外で送金したあと、台帳の行を修正します:ステータスを支払済み、取引参照番号、メモ。システムが支払日と記録した人を残します。ベンダーにはメールが届き、出金履歴 で結果を確認できます。

例:手数料 10%、ストア A に期間内の完了注文が 3 件で合計 5,000,000 VND → 台帳の記録:3 件、合計 5,000,000、取り分 90%、支払額 4,500,000 VND。

一括支払い (Pro)

1 つのバッチ = (処理日、通貨)です。プレビュー画面には、ストア数、合計金額、そして 除外された一覧とその理由(本人確認が未完了 ・ 出金口座が未登録 ・ 金額がプラスでない ・ 支払済み)が表示されます。銀行振込ファイル(CSV/Excel)をダウンロードし、銀行で振り込んでから、1 つの参照番号でバッチ全体を支払済みとして記録 します。双方は日付範囲を指定した Excel 明細 で照合します。

振込ファイルには実際の口座番号が含まれるため、ダウンロードできるのは管理者アカウントだけで、ダウンロードのたびにログが記録されます。

プラグインは銀行のゲートウェイを通じて 自動で送金することはありません。振込ファイルの準備と台帳の記録を行うだけです。送金はあなたが銀行で行います。

ショッププラン (Pro)

ショッププラン メニューで作成します。各プランには、商品数の上限(空欄 = 無制限)、プラン独自の手数料(空欄 = マーケットプレイスに従う)、期間料金(月または年)と通貨、そして デフォルトプラン のフラグと ベンダーが選択可能 のフラグがあります。

  • マーケットプレイスはストア設定画面で プランを割り当てます。期間はすぐに始まります。
  • プラン料金は別途請求しません。システムはストアの出金台帳に マイナス行 を記録し、次の出金期間で相殺 します。請求書の発行も督促もありません。
  • 期間が終わっても自動更新されません。マーケットプレイスが 更新 をクリックする(新しい期間、新しい料金)まで、ストアはデフォルトプランに戻ります。
  • 商品数の上限に達すると、ベンダーは 新しい商品を追加できません。既存の商品は編集できます。
  • ベンダーが選択可能 をオンにすると、ベンダーは マイプラン でプランの一覧を見て、自分で変更できます。

支払い済みの注文が返金またはキャンセルされたときの回収 (Pro)

  • マーケットプレイスが お金の返還を求めることはありません。システムは、その注文でベンダーが受け取った取り分とちょうど同じ額の 回収行(マイナス) を記録し、次の期間で相殺 します。料率は現在の料率ではなく、支払い済みの期間 の料率です。
  • 一部返金 では、該当する分だけ調整します。そのあと残りを返金した場合は、差額だけを追加で回収します。
  • 注文が再開された場合:まだ相殺されていない回収行は取り消されます。すでに相殺済みの場合は、取消 行(プラス)を記録します。
  • 調整行はすべて、出金履歴、明細、手数料レポートにはっきり表示されます。

信頼:審査、申し立て、本人確認

ベンダーと商品の審査

無料版では、ストア一覧と商品一覧から審査します。Pro 版では 承認待ちリスト が追加されます。承認待ちの新しいストア、承認待ちの商品、審査待ちの本人確認書類の 3 つを 1 つの画面にまとめたものです。承認または却下には 理由が必須 で、判断は ログに記録 され、ベンダーにメールで通知されます。項目がリストに戻ってきたときは、「前回の却下」列が表示されます。

2 段階の申し立て (Pro)

  • ログインした お客様は、自分の注文ページのすぐ下から申し立てを行えます:問題の種類を選び、10 文字以上で内容を書き、希望の返金額(任意)を入力します。対象は、キャンセル・返金されておらず、支払い済みまたは完了した注文で、注文完了後 N 日以内(初期値 14)に限られます。1 件の注文で進行中の申し立ては 1 件だけです。ベンダーが回答する前なら、お客様は取り下げられます。
  • まずベンダーが N 日以内(初期値 3)に回答します:承諾して返金(全額または一部、返金可能額を超えない範囲)または、理由を付けて 拒否 ⇒ マーケットプレイスに引き継がれます。期限内に回答がない場合は ⇒ 自動的にマーケットプレイスに引き継がれます(画面を開いたときにチェックされるため、cron は不要です)。
  • 最終的な判断はマーケットプレイスが 申し立て メニューで行います:全額返金 / 一部返金 / 却下。メモの入力は必須です。
  • 返金の判断は 注文の台帳に直接記録されます(全額返金の場合、注文は 返金済み になります)。ベンダーの取り分は次の期間で自動的に回収されます。お客様への返金は、マーケットプレイスが元の支払い方法で行います。ベンダーへの支払いと同じく、システムの外で行います。

本人確認 — KYC (Pro)

  • ベンダーは 本人確認 メニューから テキスト形式の書類 を提出します(個人または法人:正式名称、税務番号または身分証明書番号 — 暗号化して保存、代表者、住所、メモ)。書類の画像をアップロードする必要はありません。
  • マーケットプレイスは承認待ちリストの 本人確認 タブで審査します。却下には 5 文字以上の理由が必要で、ベンダーは再提出できます。
  • 本人確認を必須にする フラグがオンのとき、承認されていないストアは、商品を公開できず(マーケットプレイスが商品の自動承認をオンにしていても)、出金行は保留になります(金額は台帳に記録されますが、まだ支払われません)。
  • 承認されたストアには、ストアページ、ストア一覧、マーケットプレイスの一覧で 「確認済み」バッジ が表示されます。フラグをオフにすると何もブロックされませんが、バッジは表示されたままです。

代理店向け卸売 (Pro)

クイック注文

各ストアの /shop/{コード}/quick-order ページで、クイック注文 スイッチでオンにします。

  • SKU/商品名、またはストアのカテゴリで検索し、複数の商品の数量を一度に入力できます。
  • お客様のファイルから 「SKU, 数量」のリストを貼り付け られます。
  • そのストアでのお客様自身の 過去の注文から再注文 できます(ログインが必要です)。
  • Excel の見積書を出力 できます。

システムはカートに追加する前に各行をチェックし、すべての行が有効な場合にだけ追加します。エラーのある行は、SKU ごとに理由とともに表示されます。

代理店向けの価格グループ

  • 各ストアは自分で 価格グループ(ストアの全商品に対する 1 つの割引率)を作成し、お客様のアカウントを 1 件ずつ グループに割り当てます。
  • 割引は (お客様、商品のストア)の組み合わせ に属します。ストア A の代理店は、同じカートで購入しても、ストア B の商品では割引を 受けられません。
  • どのグループにも属さないお客様は 一般のお客様 です。代理店価格は 公開されません。
  • プロモーションとは併用されません — お客様は 2 つの価格のうち 安いほう を支払います。
  • 価格はショップの層で計算されるため、商品ページ、商品一覧、クイック注文、カート、決済、見積書の価格は 常に一致します。

ベンダーによるお客様の代理注文

ベンダー画面の 新規注文 画面:お客様を選び、自分のストアの商品を追加すると、価格が そのお客様のグループに合わせて自動入力 されます。電話や対面で受けた注文に使います。

ベンダーのセルフサービス (Pro)

  • マイプラン:利用中のプラン、使用中の商品数 / 上限、料金と有効期限を確認できます。マーケットプレイスが許可していれば、自分でプランを変更できます。
  • ストアのプラグイン:マーケットプレイスがチェックして開放した プラグインのオン/オフと、パラメーター(例:送料、送料無料の基準額)の 独自設定 ができます。変更していない値はマーケットプレイスの初期値を継承し、初期値に戻すボタンもあります。決済ゲートウェイは決して開放されません — 代金はマーケットプレイスが受け取り、ベンダーは決済キーを入力しません。マーケットプレイスの秘密情報はベンダー画面に表示されません。
  • レビュー:自分のストアが販売する商品のレビューを読み、公開で返信 できます(Product Rating & Review プラグインが必要)。レビューの承認、却下、削除は引き続きマーケットプレイスが行います。

レポート (Pro)

  • レポート:日付 / ストア / ステータスで絞り込み、注文数によるストアのグラフ、Excel 出力。
  • 手数料レポート:期間(今月 / 先月 / 四半期 / 年 / カスタム)と 集計基準 — 完了した注文(出金台帳と一致)または 受け付けた注文(売上) — を選びます。ストア × 通貨ごとに、注文数、売上、適用中の手数料率、マーケットプレイスの取り分、ベンダーへの支払額、支払済み(台帳による)、未払い が表示されます。1 つのストアを選ぶと月別に表示します。Excel で出力できます。

条件と制約(操作の前に確認)

ベンダーが商品を出品するとき

  • マーケットプレイスが「商品を自動承認」をオフにしている場合、商品は常に未承認の状態で保存されます。ベンダー自身が承認にチェックしても同じです — 最終的な審査の権限はマーケットプレイス運営者にあります。
  • 却下された商品は未承認のままです。ベンダーが編集して保存し直すと、再び審査に回ります。前回の却下理由は管理者に表示されます。
  • プランの商品数の上限に達すると(Pro)、新しい商品は追加できません。既存の商品は編集できます。

審査するとき

  • 却下には 5 文字以上の理由が必要です — 理由はメールでベンダーに送られ、記録として残ります。
  • ストアを却下してもストアは削除されません — ストアは休業のまま残り、管理者はあとで再承認するか、手動で削除できます。
  • ベンダーはストアの通貨/言語を変更できません — マーケットプレイス全体で価格と税金をそろえるためです。

ストア個別の手数料を設定するとき (Pro)

  • 0 から 100 までの数値だけを受け付けます — マーケットプレイスが差し引く割合です。それ以外の値は拒否されます。
  • 新しい料率は、変更後に処理する期間から その期間のすべての注文に適用されます — 区別したい場合は、現在の期間の出金処理を先に実行してから変更してください。

ベンダーが注文を処理するとき

  • マーケットプレイスが許可した範囲でしかステータスを変更できません(初期値:新規/保留 → 処理中) — ベンダーが自分で注文を出金期間に入れたり、お金や在庫を動かしたりするのを防ぐためです。
  • ベンダーは、確定した注文のキャンセル、返金、再開を決して行えません — これらの操作はお金と在庫を変えるため、マーケットプレイスだけが行えます。
  • キャンセル/返金された注文では、配送情報や配送ステータスを変更できません — 注文はすでにベンダーの手を離れています。
  • 配送業者と追跡番号は最大 100 文字、メモは 255 文字です — どの配送業者のコードにも十分な長さです。

出金を処理するとき

  • 集計されるのは完了した注文だけです — まだキャンセルや返金の可能性がある注文に支払わないためです。
  • 処理日は今日より前である必要があります — その日の注文がすべて確定しているようにするためです。
  • 処理済みの日付は再処理できません — 同じ注文を二重に記録しないよう、システムがブロックします。
  • 支払額は通貨の小数桁に合わせて丸められます(VND:整数、USD:小数 2 桁) — S-Cart が注文金額を保存する方法と一致させるためです。
  • 送金はマーケットプレイスがシステムの外で行います。ベンダーが登録した情報に従います — プラグインは出金ゲートウェイを通じて自動で送金しません。
  • 本人確認が済んでいない(KYC がオンの場合)、または出金口座が未登録のストアは、一括支払いから除外されます — プレビュー画面に理由が表示されます。

お客様がクイック注文をするとき (Pro)

  • すべての行が有効な場合にだけカートに追加されます — エラーのある行は SKU ごとに理由とともに表示されます。代理店には正確なリストが必要なため、行が欠けたカートは受け付けません。
  • 数量は 1 以上の整数で、商品の「最小数量」を下回れません — 最小数量はベンダーが商品ごとに設定します。
  • 在庫を超えて注文できません(ストアが在庫管理をオンにし、「在庫切れでも購入を許可」をオフにしている場合)。
  • そのストアの商品だけが対象です — 他のストアの SKU は「このストアの商品ではありません」と表示されます。
  • 過去の注文からの再注文は、そのストアでのお客様自身の注文だけが対象です(ログインが必要)。販売終了した行はスキップしたと表示されます。

お客様が申し立てを行うとき (Pro)

  • 対象は 自分の注文 で、キャンセル・返金されておらず、支払い済みまたは完了しており、完了後 N 日以内 のものに限られます。
  • 1 件の注文で進行中の申し立ては 1 件だけです。ベンダーが回答する前なら、お客様は取り下げられます。
  • マーケットプレイスの最終判断にはメモが必須です — あとで双方が照合するときの根拠にするためです。

ベンダーがプラグインを設定するとき (Pro)

  • ベンダー画面に表示されるのは マーケットプレイスがチェックして開放したプラグインだけ です。決済プラグインは決して開放されません。
  • 変更はすべてベンダー自身のストアにだけ適用されます。変更していない値はマーケットプレイスの初期値を継承し、「デフォルトを使用」ボタンで元に戻せます。
  • マーケットプレイスの秘密情報はベンダー画面に表示されません — パスワード/キーの欄が空なのは、共通の設定を使っているという意味です。

マーケットプレイスがショッププランを使うとき (Pro)

  • プラン料金は出金台帳のマイナス行として記録され、次の期間で相殺されます。別途の請求はありません。
  • 期間が終わっても自動更新されません:マーケットプレイスが 更新 をクリックするまで、ストアはデフォルトプランに戻ります。
  • ベンダー自身によるプラン変更は、次の 3 つの場合に拒否されます:プランが選択可能になっていない、料金支払い済みの期間中である(二重請求を防ぐため)、現在の商品数より上限が低いプランに下げようとしている。

よくある質問(Q&A)

Q1: 出金処理を実行しても、行が 1 つも作成されません。

→ 次の 3 点を確認してください:注文が完了ステータスになっているか、完了日が処理日以前か、その日付がすでに処理済みでないか。

Q2: ストアごとに異なる手数料を設定するにはどうすればよいですか?

→ マーケットプレイス → ストア → ストア設定 で、ストア手数料(%) を入力します(Pro)。空欄ならマーケットプレイスの料率に従います。ベンダーは適用中の料率を出金履歴で確認できます。

Q3: あるストアに個別の手数料を設定しましたが、そのストアにはプランもあります。どちらが適用されますか?

→ ストア個別の料率が優先されます。順番は、個別の料率 → プランの料率 → マーケットプレイスの料率です。

Q4: ベンダーに支払ったあとで注文が返金された場合はどうなりますか?

→ システムは、ベンダーが受け取った取り分とちょうど同じ額(支払い済みの期間の料率による)の回収行を記録し、次の期間で相殺します。あなたがお金を取り戻す必要はありません。

Q5: マーケットプレイスで複数の通貨を扱う場合、出金台帳はどうなりますか?

→ 台帳は注文の通貨ごとに行を分けます。累計も通貨ごとに表示されます。一括支払いも通貨ごとに分かれます。

Q6: ベンダーは注文の何を変更できますか?

→ 配送ステータス、クイック設定でマーケットプレイスが設定した範囲での注文の確認、配送業者と追跡番号、納品書の印刷です。キャンセル、返金、注文の再開、支払いステータスはマーケットプレイス運営者が処理します。

Q7: 「ベンダーの本人確認(KYC)を必須にする」をオンにすると、既存のベンダーもブロックされますか?

→ はい。新旧を問わず、確認が済んでいないストアはすべて、新しい商品の公開がブロックされ、出金行が保留になります。事前にベンダーに知らせ、書類を速やかに審査してください。

Q8: 代理店価格が他のお客様に見えてしまうことはありますか?

→ いいえ。割引は、そのストアでグループに割り当てられたお客様のアカウントにだけ適用され、お客様がログインしたときにだけ表示されます。

Q9: 振込ファイルで自動的に送金されますか?

→ いいえ。プラグインは銀行にアップロードするためのファイルを作成します。銀行での送金が終わったら、1 つの参照番号でバッチ全体を支払済みとして記録します。

Q10: 新しい注文が入ると、ベンダーにメールが届きますか?

→ はい。ストアの有効なアカウント全員にメールが届きます。S-Cart の メール送信のON/OFF と、クイック設定の該当するフラグをオンにしておく必要があります。


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📅 最終更新: 2026-10-22 · ✍️ 作成者 (Author): GP247